ここでは今まで取材をして頂いたメディア記事をご紹介致します。
- インタビュー記事 : Meet the SCCIJ Members #24 (英語)
スイス・スタディーが在日スイス商工会議所 (SCCIJ)の会員になり、2023年2月にインタビューを受けました(ホームページ)。 - 特集記事 : ACT4 June 2020 スイス・スタディー Go Quest
ACT4 (インプレザリオ社が発行していた雑誌)2020年度 6月号に"スイス・スタディー"(旧:スイスへ留学 Go Quest、スイス・スタディーGo Quest)のインタビューの特集記事を掲載して頂きました(PDFファイル)。 - 特集記事: ACT4 January 2019 スイスへ留学 Go Quest
ACT4 2019年度 1月号に"スイス・スタディー"(旧:スイスへ留学 Go Quest、スイス・スタディーGo Quest)の特集記事にてご紹介して頂きました(PDFファイル)。 - 特集記事:ACT 4 January 2018 スイスへ留学 Go Quest
ACT4 2018年度 1月号に"スイス・スタディー"(旧:スイスへ留学 Go Quest、スイス・スタディーGo Quest)の特集記事にてご紹介して頂きました(PDFファイル)。 - 紹介記事 : ACT4 2014年度 8-9月号
当時入学担当職員として働いていたレザンアメリカンスクールの学校紹介のページにてご紹介して頂きました(PDFファイル)。 - インタビュー記事 : Swiss Info スイスの寄宿学校の魅力を探る (2011年)
レザンアメリカンスクールの職員として働いていた時に Swissinfo. Ch の笠原様より取材を受けました(下記、リンク先より一部抜粋)。
スイスには大小さまざまな寄宿学校があり、世界中から生徒が集まっている。
美しい自然の中でのびのびとスポーツを楽しむと同時に勉強に集中できる環境は、留学に最適の場所のようだ。
日本人生徒を受け入れている寄宿学校、ヴォー州のレザン・アメリカン・スクールと、フリブール州のアンスティチュ・ラ・グリュイエールを訪ねてみた。
なぜスイスに寄宿学校が?
スイスの寄宿学校の魅力は何だろうか? 「スイス私立学校連盟 ( Swiss Federation Private Schools ) 」のアドバイザー、イザベル・モンタンドン氏は、豊かな自然環境、治安の良さ、教育の質の高さ、学習プログラムの多様性、さまざまな国からやって来た生徒との交流が得られることなどを挙げる。
同連盟が登録する寄宿学校は合計で約50校。中・高等教育を提供する寄宿学校は42校、うち21校がフランス語圏に集中している。そしてその半数以上がヴォー州にあり、私立学校に地元経済を頼っている村もある。
レマン湖の東、アルプスのスキーリゾート村レザン ( Leysin ) もその一つだ。清浄な空気が結核治療に良いとされ、1900年から1950年にかけてサナトリウムが多数建設された。ロシアの作曲家ストラヴィンスキー ( 1882~1971年 ) など、結核に感染した有名人がレザンでひっそりと療養した。
しかし1960年代から結核患者が減少し始めたため、レザン村は基幹産業の変換を迫られた。サナトリウムの再利用ができる観光・スキーリゾートの開発、そして寄宿学校の誘致が進められた。現在レザンにはレザン・アメリカン・スクール( Leysin American School in Switzerland / LAS ) やスイス公文学園高等部などの寄宿学校が五つあり、村の経済の約80%を担っている。
最高の環境
レマン湖の東に位置するエーグル ( Aigle ) 駅から登山電車で終着駅「ル・グランド・ホテル ( Le Grand Hotel ) 」に到着すると目の前にベル・エポック風の華麗な元ホテルが現れる。これがレザン・アメリカン・スクール ( LAS ) の校舎兼学生寮の一つだ。LASのキャンパスは、美しい山々と湖を一望できる高級ホテルやサナトリウムを改築した合計13棟の校舎と学生寮から成り立っている。
入学・留学生担当課の中嶋宏樹 ( 30歳 ) さんは、同校の魅力は、まず一年中野外スポーツが楽しめる自然環境にあると言う。乗馬やマウンテンバイク、テニスなど1週間に約6~8時間スポーツをする。冬は1月から3月の間、週2回午後にスキーやスノーボードの必修授業を行う。
また、中嶋さんはヨーロッパの中心で世界中の国からやって来た生徒と親しくなれることも魅力の一つだと強調する。LASでは、世界60カ国余からやって来た約360人の中・高校生が寝食を共にし、家族のように親しくなる。卒業後も同窓会などを通じて交流は続く。
成長のきっかけ
高校部には大学入学資格試験のインターナショナル・バカロレア ( IB ) のための準備プログラムと、アメリカの高校卒業資格を取得するためのプログラムがある。成績上位者10~15%は、ハーバード大学など世界トップレベルの大学へ進学する。
また、LASには母国語が英語でない生徒のために集中授業 ( ESL ) があり、現在在籍する日本人高校生17人は全員ESLコースから始めた。そのうち4人がIBプログラムを取っている。さらに、現在2人の中学2年生が春の講座を受講中だ。今後サマースクールに参加した後、9月の新学期に編入しESLコースで勉強を続ける予定になっている。
中嶋さん自身も1996年に15歳でLASへ入学し、ESLコースから始めた。同校では教師と生徒の距離が近く、教師は生徒の良いところを探して評価してくれると言う。
「来たばかりのころは、ほとんど英語が話せず授業についていくのが大変でした。しかし先生方が常に励まして努力を大いに認めてくれたので、勉強が楽しくなりました。本来無口な性格でしたが、積極性と社交性が身に付いたと思います」
LASを卒業した後にアメリカの大学と大学院へ進学した。卒業後は帰国し就職活動を始めたが、大学院での専攻が大学職員の職務とキャリア開発を学ぶ特殊な分野だったせいもあり、1年以上失意の日々が続いた。しかし2010年の秋にLASから入学・留学生担当課の仕事のオファーを受け、今年の1月から勤務を開始した。
「やりがいがあり、責任感を持って仕事をしています。LASでの経験が自分を大きく変えるきっかけとなり、成長できました。もしLASに留学しなかったらアメリカで進学することもなかったでしょう。ずっと支えられ、今に至る基礎を作ってくれたと思っています」
と中嶋さんは話した。(了)