サマースクール参加の注意点
スイス・スタディーの中嶋です。
6月に入りスイスの各学校はこの夏に開催するサマースクールについての発信が多くなりました。
学校によっては来週から始まるところもあります。
このブログを読まれている方の中にはもう既に申し込まれた方もいらっしゃるとお思います、
サマースクールはスイスに留学したくとも志望校をまだ決めてない生徒さんには最適なプログラムです。
卒業留学と違い、勉強に重きを置いていませんが何より学校の雰囲気や寮生活を知ることが出来ます。
また各学校は趣向を凝らしたくさんのアクティビティーを用意しています。その点では参加を是非お勧めしたいのですが、
今年はコロナ禍も含めて参加直前まで色々と調べておかないといけないことがいくつかあります。
下記、大きな点ですが(もちろん既にお調べになっていると思いますが)、
1) ウクライナ情勢によりロシア上空が飛行できないので、通常よりフライトに時間が掛かり、燃油高もあってサーチャージ料も高い(本日6月1日より料金を上げた航空会社もあります)。
2) 世界的なコロナ禍でUMサービス(小さなお子様へが航空会社の職員が最終到着地まで付き添うサービス)を取りやめている航空会社もある。
3) 日本では18歳未満のお子様にワクチンを3回接種してないことが多く、入国がとても大変。
などの注意点があります。特に3つ目は日本に帰国する3日前までにPCR検査の結果を厚労省所定の書類に現地の医師が記入しないといけない、という別途時間と費用が掛かる事をしないといけません。
またスイスから帰国するお子様は接種証明書を持っていないので、接種済みの保護者と同伴だと免除される待機期間の短縮などの特例が受けられません。
日本入国について緩和していく議論がなされていますが、この7月、8月にはどうなっているのかまだ分からないのが現状です。
お子様をスイスのサマースクールに参加させる事が決まっている保護者の方は出入国について情報収集をしていく必要があります。
また参加する学校に帰国前のPCR検査など対応はどうしているのか確認しないといけません。学校によってはなかなか予約が取れない大きな病院に依頼することもあります。
ただ現地のサマープログラムは大分通常開催に戻っていますのでお子様はきっと楽しめる事でしょう。
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